
トルコ観光に興味があるけど、どんな感じだったか知りたい



確かにトルコの体験談って少ないよね、、。実際に行ってみた編集者がおすすめの観光地やカッパドキアのツアーについて紹介するよ!
夫婦でトルコ・ギリシャを巡る11日間の旅に行ってきたので、この記事ではイスタンブール、カッパドキアの観光スポットや気球ツアーについて体験談を紹介していきます。
- トルコへ観光に行った際のスケジュール
- イスタンブールの観光スポット
- イスタンブールで注意したい詐欺
- カッパドキアの気球ツアーの体験記
- カッパドキアの遺跡を巡るレッドツアーの体験記
スケジュール
11日間の旅のうち、7日目までトルコ(イスタンブール・カッパドキア)に滞在していました。
ざっくりスケジュール
1日目:深夜に日本を出発。韓国でトランジットをしてトルコへ
2日目:トルコのイスタンブールに到着
3日目:イスタンブール観光
4日目:午前中は地下宮殿・夜はイスタンブールからカッパドキアに移動
5日目:早朝に気球のツアー、終了後にREDツアー参加
6日目:カッパドキアでのんびり観光
7日目:カッパドキアを出てギリシャへ
1日目:日本を出発
今回の旅行ではASIANA航空を使って韓国経由でトルコに行きました。
東京発の場合、トルコへの直行便は
- ターキッシュエアライン
- ANA
の2社が就航していますが値段が高く運行曜日も限られているため、時間がかかるものの安くすむ乗り継ぎ便で行くことにしました。
こんなに違う!
行き方 | 金額 | 往路の所要時間 |
直行便 | 往復35万円 | 13h |
乗り継ぎあり (韓国) | 往復15万円 | 20h *トランジット時間含 |
仕事終わりから行けるよう深夜便を使ったので、フライトスケジュールはなかなかにハードでしたが、イスタンブールに夕方には到着できたので、ホテルに荷物を置いた後、観光にも出かけられて有意義に使うことができました。
フライトスケジュール
- 羽田発:深夜 1:30→仁川着:朝 4:10
- 仁川発:9:35→イスタンブール着:15:40
2日目:トルコに到着!夜にサクッと観光
長旅を経てトルコのイスタンブール空港に到着したら、まずはホテルに向かいました。空港は市街地から少し離れているので車で1時間くらいかかります。
空港から市街地までは4種類の方法で行くことができます。
市街地までの行き方
手段 | 所要時間(目安) | 料金(目安) | 特徴・メリット | 注意点・デメリット |
---|---|---|---|---|
🚇 地下鉄 | 約50〜70分 | 約200円 | ・渋滞なし ・時間が読みやすい | 乗り換えが必要 (目的地により1〜2回) |
🚌 空港バス(Havaist) | 約45〜90分 | 約1,000円 | ・主要エリア 直通便あり | 交通渋滞で時間が前後する可能性あり |
🚕 タクシー | 約40〜60分 | 約5,000円 | ・ドア to ドアで快適 | 渋滞により料金上昇・まれに遠回りされることも |
🚗 Uber (BiTaksi等) | 約40〜60分 | 約5,000円 | ・アプリで事前確認できるので安心 ・クレカ決済可 | 通信環境が必要 |
いちご夫婦は長旅で疲れ果てたこともあって少しでも早くホテルへ行きたかったので、Uberを使いました。
2025年7月現在の内容で、イスタンブール空港から実際に宿泊したオリエントバンクホテルまでの料金を出してみました。


車種によって値段が異なっていますが、1番リーズナブルなイエロータクシーで6,500円です。
車種の違い
車種(表示名) | 車体色・種別 | 定員(目安) | 特徴・用途 |
---|---|---|---|
Yellow Taxi | 黄色 一般的な普通タクシー | 4名 | 街中でも最も多く見かける標準型タクシー |
Comfort Taxi | トルコ石色(水色)/エコ車 | 4名 | ハイブリッド・電気車などの環境対応型 |
Black Taxi | 黒 高級セダン | 4名 | レクサス・メルセデスなどを使った高級車配車 |
Large Taxi | バン・ミニバス型 (色は様々) | 6〜8名 | 大人数・大きな荷物対応 (旅行・空港送迎向け) |
オリエントバンクホテルに宿泊
実はこのオリエントバンクホテルは“007”のロケ地になっています。スタイリッシュでかっこいい建物でした。


クレカ特典でスイートルームに無料アップグレード
マリオットボンヴォイアメックスのクレジットカードの特典でアップグレードしてもらうことができました。
アップグレードしてもらったお部屋はこちら


お姫様になったかのようなゴージャスなお部屋でした!お部屋の窓からモスクを見ることもできました。


オリエントバンクホテルの屋上からは、モスク・ブリッジが映る綺麗な写真を撮ることができます。


腹ごしらえ&観光へレッツゴー!
機内食ばかり食べていたのでガッツリしたご飯が食べたくて、近くのケバブ屋さんへ。
日本でケバブというとピタパンの中にお肉が入っていますが、トルコではお肉とパンは別々で出てきて、自分でパンの中に入れるスタイルでした。お肉がジューシーで美味しかったです。


腹ごしらえができたので近くのモスクへ。ライトアップされたモスクは幻想的でした。


モスクの中には靴を脱いで上がります。女性はストールを貸してもらえるので髪を覆います。
幾何学模様が美しい空間でした。


3日目はイスタンブール観光




3日目は終日イスタンブール観光をしました。まずはガラタ塔へ。ガラタ塔周辺には鯖サンド屋さんが多いので食べてみました。
お腹いっぱいになったので、ホテルの方に戻ろうとガラタ塔周辺を歩いていたら靴磨き詐欺にあってしまいました。
ガラタ塔付近は治安が悪いので注意
ガラタ塔付近は「靴磨き詐欺」が多発しています。
いちご夫婦は事前にこの詐欺を知らずに騙されてしまいました。この出来事の後、調べてみたらイスタンブール観光でよくある詐欺だったことがわかりました。
とりわけガラタ橋の上・ガラタ塔付近の上り坂で頻発しているようなので
- 靴磨きセットを持った人が近づいてきたら警戒
- ブラシとかを落としても絶対に拾わない
ようにご注意ください!



私たちが詐欺にあった帰りのガラタ橋の上でも、結構な数の観光客が騙されてしまっていたので本当に注意してね
【実録】詐欺の手口
いちご夫婦がガラタ塔を見終えてガラタ橋の方に戻ろうとしていたら、ブラシを落としたおじいちゃんがいたので、「落としたよ」とブラシを拾ってあげました。
※おじいちゃんでなく若い男性の場合もあるそうです。靴磨きセットを持った人が近づいてきたら警戒して、すぐに離れてください。
ブラシを拾ってくれた御礼として「靴磨きをさせて」と言ってきて、半ば強制的に夫の靴を磨き始めます。
どこから来たの?だったり、日本人とわかると「トルコと日本は友達だよね」と言って気さくに話をしてきます。
靴磨きも意外と丁寧に両足やってくれていたりして、正直悪い人と気づけないような態度でした。(それが詐欺師なのかもしれませんが、、、)
磨き終わった後、顔色を変えて「子供の目が悪くてその手術代としてお金が必要だから、20ユーロちょうだい」と言ってきました。
さっきまでの態度からは想像ができなかったので夫婦ともに少し困惑しながら、5ユーロが限界と言って渡したところ、「これじゃ足りない」と言ってきました。
何をされるかわからず怖かったので追加で5ユーロ渡したところ、去っていきました。



電車のカードへのチャージで悩んでいたら教えてくれたりとイスタンブールは優しい人が多かったから詐欺に合うと思ってなくて、結構ショックだったね、、、



良かれと思って拾ったのにこんなことになるとは、、、
身体に危害を加えられることはなかったので、経験として気を取り戻して観光を続けましたが、この記事を読んで下さった皆さんが嫌な思いをして欲しくないので、ガラタ塔付近へ観光に行く方は気をつけてください。
リッツカールトン イスタンブールに宿泊
3日目の夜はリッツカールトン イスタンブールに宿泊しました。部屋の内装はオリエンタルでトルコらしい雰囲気でした。


お部屋の窓からはボスポラス海峡を見ることができ、景色も綺麗でした。
4日目:美術館へ行ってカッパドキアへ
まずは朝食
4日目の朝はリッツカールトン イスタンブールで朝食をいただきました。
料理の品数自体は、他の高級ホテルと比較すると多くはない印象でしたが、ターキッシュスタイルだけでなくアメリカンスタイルの料理も並んでいました。
この朝食会場は立地がとても良く、大きな窓があるのでボスポラス海峡の美しい景色を眺めながら朝食をいただくことができました。




地下宮殿のバシリカ・シスタンへ
カッパドキア行きのフライトが夜だったので、午前中は「バシリカ・シスタン」へ。9月中旬の平日に行ったのですが、建物に入るまでに1時間弱くらい並ぶことになりました。



炎天下で並ぶことになるので、事前に優先入場チケットを買っておいた方が良かったと後悔、、。1人5,500円くらいなのでチェックしてみてね。
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建物の中は涼しくて綺麗でした。正直いちご夫婦は美術や建築物に疎いのですが、メデューサ像には圧倒されました。


お待ちかね!カッパドキアへ
イスタンブール空港からネヴシェヒル・カッパドキア空港へ移動しました。1時間30分ほどのフライトで、今回いちご夫婦はターキッシュエアラインを使いました。
機材トラブルで遅延になってしまい、もともと21時にはカッパドキアに到着予定でした、24時近くになってしまいました。
空港からホテルまでの送迎はホテルに依頼した方がベター
ネヴシェヒル・カッパドキア空港は、ホテルの多いギョレメ地区から車で40分ほど離れており、空港以外は何もないと言っても過言のないエリアです。
空港自体もかなり小さくて、プレハブっぽい空港です。
ホテル予約時に空港からホテルまでの送迎が必要か聞かれましたが「Uberとか自分で取ればいいよね」と呑気なことを言っていて断ってしまいました。
実際現地に着いたらイスタンブールでは使えたUberがカッパドキアでは使えないことが発覚。
急いでタクシー乗り場に行って最後の1台のタクシーを手に入れました。自分でタクシーを呼ぶのも難しそうだったので、送迎はつけておいた方が良さそうです。



タクシーが取れなければ大ピンチだったよ、、、
洞窟ホテルに到着
カッパドキアと行ったら洞窟ホテル!
ホテルを選ぶ際には以下の観点から選びました。
ホテル選びで重要視したこと
- ホテルから気球を背景にした写真が撮れる
※口コミ・インスタグラムで投稿されていた写真を見て決めました - 金額感(長期の旅行なので1人1泊15,000円程で想定)
- 建物が綺麗
特に①を重要視して色んなホテルを探した結果、”KAYATASU CAVE SUITES”に宿泊しました。



他の予約サイトでも探したけど、カッパドキアのホテルはExpediaが値引きも多くて種類も豊富な印象だったよ!
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KAYATASU CAVE SUITEに宿泊


飛行機の遅延で深夜に到着しましたが、エントランスに重厚感があってかっこいい!
お部屋も広くて綺麗で洞窟っぽい雰囲気でした。次の日のツアーが早いのでホテルに着いたらすぐに爆睡しました。




5日目:気球ツアーと観光名所巡り
5日目は気球ツアーと観光名所を1日で巡るレッドツアーに参加しました。
待ちにまった気球ツアーは無事決行!
待ちに待った気球ツアー当日です。天気が良くて無事決行されました。
気球ツアーが実施されるかは、その日の朝にトルコ政府が決めています。そのためツアー会社によらず天気が悪いと一律気球に乗ることができないので、予備日として2日間確保しておいた方が良いかと思います。
ツアーによっては欠航時、次の日に振り替えてくれるものもありました。
気球ツアーのスケジュール
ツアー会社によって多少異なってくるかと思いますが、いちご夫婦のツアーはこんなスケジュールでした。
スケジュール
時間 | 内容 |
---|---|
04:00〜04:30 | ホテルピックアップ(夏は早朝、冬は少し遅め) |
05:00頃 | 離陸地に到着(ツアにーよっては軽食や飲み物の提供) |
05:30〜06:00 | 気球の準備・搭乗 |
06:00〜07:00 | フライト(約45分〜1時間) |
07:00〜07:30 | 着陸・写真撮影・搭乗証明書の授与 |
07:30〜08:00 | ホテルへ送迎 |
今回、いちご夫婦は1925年からやっている老舗だったので”THK”社のツアーに参加して、この気球に乗りました。


バーナーで火を灯すと徐々にバルーンが広がります。完全に広がったらカゴに搭乗します。


いざ空の旅のスタートです。いちご夫婦は1時間ほどプカプカ浮いていました。
様々なバルーン会社があるので、色とりどりの気球が映えます。よく写真で見ていたものを実際に見ることができて、想像以上に楽しい時間でした。


着陸後にはジュースで乾杯しました。日が出てからスタートするツアーもあるので、まだ空に浮いているものをバックにしながら写真を撮ることができました。





朝早すぎて睡眠不足だったけど、忘れちゃうくらい楽しいツアーだったよ!9月中旬に長袖+カーディガンで行ったら寒かったから、厚手の羽織りものがあった方が良さそう!
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ホテルに戻った後はレッドツアーへ
ホテルに戻って朝ごはんを食べた後は、カッパドキア北部の代表的な観光名所を1日かけて巡る「レッドツアー」に参加しました。ユニークな形の岩・古代遺跡などカッパドキアの歴史を楽しむことができます。
レッドツアーの概要
参加するツアーによって異なりますが、
- 所要時間:9:00〜16:30
- 移動手段:専用バン(ホテル送迎あり)
- 含まれるもの:英語ガイド、昼食、入場料(会社によって異なる)
大人1人あたり5,500円くらいです。



ガイドさんも付いてくれて、昼食も入っていることを考えると良心的だよね
観光スポット
以下のような観光スポットを巡ります。
観光地 | 概要 |
---|---|
ウチヒサール城 | カッパドキア最高峰の岩山。頂上からは絶景が見渡せる |
アヴァノス | 陶器の町。実演見学や絵付け体験ができるショップへ訪問 |
ラブバレー | 妖精の煙突(フェアリーチムニー)が群立する奇岩地帯 |
デヴレント渓谷 | 「ラクダ岩」に代表される動物の形をした奇岩が点在 |
ツアーで巡った場所






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6日目:カッパドキアをのんびり探索
5日目に天候に恵まれて無事に気球に乗ることができたので、6日目はホテルから気球を見ている写真を撮りました。
オリエントな雰囲気のソファーと気球をバックにした写真は今でもお気に入りです。気球に乗っている時とは違う写真が撮れるので、カッパドキアには2日間滞在した方がいいかなと思います。


この写真を撮るために6時に起きていたのと、連日ハードだったので二度寝した後にギョレメ地区をお散歩しました。
友情出演 ホテルで出会った猫ちゃん
カッパドキアには野生の猫が多くて猫好きにとっては天国のような空間でした。ホテルにもたくさんの猫が自由気ままに暮らしていました。




7日目:カッパドキアからギリシャへ
カッパドキアからイスタンブールに戻り、イスタンブールからギリシャへ移動しました。



ギリシャの体験記はまた更新するね!
楽しいトルコ旅行を
この記事ではイスタンブール・カッパドキアの観光スポット、気球ツアー・名所巡りツアーについて紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?
イスタンブールでは壮大なボスポラス海峡、カッパドキアでは気球ツアーや年月が経って自然が作り出した風景など、忘れることのない素敵な旅行になるかと思います!
トルコは親日国なので親切な方が多いですが、詐欺をしてくる方もいらっしゃることもまた事実なので、気をつけながらも楽しい旅行にしてくださいね。